インド仏教1億人を率いてインドを変えた男といわれる日本人、佐々井秀嶺師の幻の著作2作を復刊するプロジェクトです。復刊される書籍は2010年の刊行された『必生
闘う仏教』と2015年に刊行された『求道者:愛と憎しみのインド』
クラファン最終日は佐々井秀嶺師の満90歳の誕生日。佐々井秀嶺師(バンテー・ジー:上人様)の90歳を祝い、その活動を通して、仏教の力、差別と人権の問題を考える出版プロジェクトです。
以下クラファンページからの引用です
プロジェクト概要
インド仏教1億人を率いてインドを変えた男といわれる日本人、佐々井秀嶺師の幻の著作2作を復刊するプロジェクトです。
集英社新書から2010年10月に刊行された『必生 闘う仏教』、そしてサンガ社からサンガ新書として2015年1月に刊行された『求道者:愛と憎しみのインド』。佐々井秀嶺師の直接の言葉を側近の弟子(龍族と呼ばれる)がまとめたこの2冊を合本。さらに刊行から10年の月日を埋める著者の書下ろしを加えて、単行本として刊行するプロジェクトです。
2009年には44年ぶりの日本帰国で話題となった佐々井秀嶺師。以来、インド仏教を率いる日本人として知られる佐々井秀嶺師の90歳を祝い、そして佐々井秀嶺師の活動を通して、仏教の力、差別と人権の問題を考える出版プロジェクトとしたいと思います。
プロジェクトの意義
インド仏教復活の立役者が日本人であるという衝撃。
そしてカースト差別の最下層、不可触民、アウトカーストとして差別に苦しむ人々を救済する方法として仏教への改宗があるという重さ。
その改宗運動の先頭に立ち、インド少数者委員会(マイノリティコミッション)の仏教代表を務め、また大菩提寺奪還闘争を展開しインド人仏教徒の名誉回復、地位向上に命を削り、血を吐く活動を続けているという事実。
これらをインド仏教復興の文脈から紹介する書籍、研究書の類いは多々ある。
しかし佐々井秀嶺師自らが語り下ろした著作は2冊しかない。その2冊は現在いずれも絶版になっている。
今回のその2冊を合わせて、さらに語り下ろしを加えて、一冊の単行本として刊行することは佐々井秀嶺という仏教僧の肉声を後世に残す意味で大変重要なことである。
